ダイソーのイヤフォンが断線したので直す

特に見どころのないどうでもいいDIYの話です。

前にゆっくり解説の音だけ聴きながら寝るとよく眠れるという話を書いたんですけど

nomolk.hatenablog.com

この記事には寝フォンとか書いてありますが、その後、結局ダイソーの300円イヤフォンを使っています。

これ

声だけ聴こえればよいので音質は一切こだわらない、安い、カナル型じゃないので寝てる間に勝手に耳から外れて便利、あたりが理由です。

ですが寝てる間に寝返りうって引っ張られたりするみたいで、最近断線して右のイヤフォンから音が出なくなってしまいました。それを直します。
300円くらい買い直せばいいやんけという話ですが近所のダイソー行ったら売ってなかったのでランボー怒りの修理です。

まず殻割から始めていきます。あまり手荒なことはしたくないのですが、ペンチで無理やりこじ開けます。

大人が「あまり手荒なことをしたくない」と言う時は、手荒なことをしようとしている時なので気を付けてください。

開きました。きれいに断線していて笑いました。本当は2本のうち1本は開けた時点では繋がっていたのですが、机に置いた瞬間にもげました。あまりにも儚い。

基板の赤い目印はもともとついていたものです。きっとここに赤い方の線がつながっていたのでしょう。ほんとか?

それでは線をはんだづけしなおします。被覆を熱で溶かす必要があるので

いろいろやり方はあると思いますが、今回ははんだごてで溶かします。はんだごての先にはんだを多めにつけて、その中に線の先を浸すようにするとジュワッといって被覆が溶けます。ついでに予備はんだもできるので一石二鳥です。

実はその前にライターの火であぶったのですが、予想外に広範囲に燃え広がってしまい、何事もなかったかのように銅線を切ってやり直しました。

はんだづけ。
これも最初、机の上にイヤフォンを直に置いてはんだづけしていたのですが、スピーカーの磁気ではんだごてにスコーンとくっついてきてしまったので慌ててはがしました。

押さえるやつを使いましょう。

できました。基板にはんだの盛ってある箇所が4カ所あり2本の線をどこに付けるべきか迷いましたが、赤い印のあったところに赤、対角にもう1本をつけたら鳴りました。

で、いよいよ組み直していくわけですが

はいリング通さずにはんだ付けしたのでアウト~(はんだ付けあるある)

やり直しました。これが正しいです。

次もう一回もげたら嫌なのでホットボンドで補強しました。

接着剤でふたを閉めて完成。スーパーXでとめてしまったので次に断線したらもう二度と開けられないかもしれない。そのときは買い換えます。

日記は以上です。
100均商品の修理は「ちょっとでもコストをかけたら(買い直しに比べて)損」という独特のスリルがありますね。