突然ですが、今年、買ってよかったものを発表します。
5リットルパックのアイス
- 出版社/メーカー: UCCフーヅ
- メディア: その他
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5リットル入りのすげえでかいアイスです。何がいいかというと「でかくて面白い」の一点に尽きます。
森、花の2種類あるんだけど全部バニラで等級が違う。当時は最上級の「星」もあって、乳脂肪分も16%でハーゲンダッツを越えるんだけど、Amazonからはなくなってしまったっぽい。森は割と安っぽいアイスの味なので、買うなら花の方がいいかも。
詳しいことはデイリーポータルZに書いたのでそちらもどうぞ。
dailyportalz.jp
思うに、このアイスの真価は味や食感ではない。「家にアイスが常にある」という安心感だ。
家に常にアイスがない場合、夜中に急に食べたくなってひもじい思いをすることがある。また、たまに家にアイスがあると、それほど食べたいわけでもないのに「せっかくだから」と思って食べてしまったりする。
しかし家にアイスが常備されていればどうだ。「食べたい」と思った時にはもちろん食べられるし、そうでないときは今までなかった「家にあるけど今日は食べたくないから食べない」という選択肢も登場する。がっつく必要はない。だって、常にあるのだから。
この「あるけど食べない」こそが、体験として最もリッチなのではないかと個人的に思っている。狩猟生活をしていたかつての人類は、獲得した食べ物のほとんどをすぐに消費せざるを得なかった。そして農耕が始まると備蓄の概念が生まれ、人々は毎日の食事に困ることがなくなり、人口も増大した。
アイスも同じ。コンビニで都度買ってくる「狩猟」から、常に家にある「備蓄」へのパラダイムシフト。それを実現させてくれるのが、この5リットルアイスなのだ。
カフェインレスのインスタントコーヒー
マウントハーゲン オーガニック フェアトレード カフェインレスインスタントコーヒー100g
- 出版社/メーカー: マウント ハーゲン
- メディア: 食品&飲料
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コーヒーのことは好きなのですが飲むと胃が痛くなる体質で、不用意に飲めません。
スタバやタリーズにはデカフェがあるんですが、家で手軽に飲みたいと思っても、インスタントコーヒーにはデカフェがないんですよね……。
と思っていたのですが、探したら普通にありました。コーヒーの経験値が低いのでコーヒーとしての味がどのくらいのランクに位置するかよくわからないのですが、素朴な感想としては普通においしいと思います。すでに2本消費して3本目を注文したところです。
これもデイリーポータルZで記事にしております。
dailyportalz.jp
ノートに巻くゴムバンド
ライオン事務器 ゴムバンド ゴムdeパッチ 15mm幅 GP-151MX ミックス
- 出版社/メーカー: ライオン事務器
- 発売日: 2017/10/02
- メディア: オフィス用品
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ノートはRollbahnを愛用しています。バンド付きで、リュックの中に適当に放り込んでおいても、開いてくしゃくしゃになったりしないのがいいんですよね。
ただそのへんのコンビニとかホームセンターで売ってないので入手性に難がある。夏ぐらいにノートが切れたとき、買いに行けなかったので緊急避難的にetranger di costaricaを買いました。ですがバンドがないのがやっぱり気持ち悪い。そこで買い足したのがこれです。
ゴムバンドとプラスチックの金具がセットになっていて、好きな長さで輪っかにすることができます。
- 出版社/メーカー: デルフォ
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エトランジェディコスタリカ ダブルリングノート B5 B罫 SNY-B5-68 ライトブルー
- 出版社/メーカー: etranger di costarica
- メディア: オフィス用品
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鍵穴専用潤滑剤
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鍵穴に鍵が引っかかりがちになってきたので朝一でホームセンター行って潤滑剤買ってきたんだけど、そういう時に限ってマンションのエレベーター降りる階を間違えてしまい、全然知らない人の家の鍵穴をスルッスルに潤滑してしまった…
— メルセデスベン子 (@nomolk) August 15, 2018
デイリーポータルZのサイドバーのところに商品レビューのコーナーがあるのですが、そこで今年一番売れたものです。
鍵穴に鍵が引っかかりがちになってきたのでダメもとで使ってみたところ、今まで使っていた鍵穴は何だったのかというくらいスルッスルになりました。笑えるくらい効果あるので、全然困ってなくてもエンタテインメントとして買う価値ありです。
鍵穴に油を挿すとあとで固まってやばいらしいので、必ず専用品を使いましょう。
3又USBケーブル(USB-A → micro USB / USB-C / Lightning)
- 出版社/メーカー: Elemiya
- メディア: エレクトロニクス
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試したことないけどLightningだけデータ転送もできるっぽい。
いま調べたらこっちの方が安かった。
はんだごて FX600
- 出版社/メーカー: 白光
- 発売日: 2012/01/18
- メディア: Tools & Hardware
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みんなが使っている定番のはんだごてです。温調ダイヤル付きで、温まるのも早い。スペック上のワット数はそれほどでもないのですが、思いのほかパワフルです。
気に入っている点として、小手先の温度が下がるとLEDが点灯して再加温中であることを教えてくれます。はんだづけ中に温度状況がわかるのはわりと便利です。
2018年現在、はんだごて(ステーション付きじゃないやつ)を選ぶならこの一択といっていいのではないでしょうか。色が青とクリアしかないので、もうちょっと大人しい色もあるといいのですが。
ニッパー
- 出版社/メーカー: 太洋電機産業
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飛散防止クリップが付いていて、抵抗の足とかを切ったときに飛び散りません。あとなんといっても握りやすい。あと他の工具と色がかぶらないので見分けやすいのも気に入っているところです。
銅線用なので、3mm径の針金とかを切ると欠けますので注意。
ピン拡張版Arduino Uno 互換機 (keyestudio UNO R3)
Keyduudio UNOピンヘッダーインターフェイス Arduino用
- 出版社/メーカー: keyes
- メディア: エレクトロニクス
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最近はネットワーク機能のついたマイコンボードがたくさん出ていて出番の減りつつあるArduinoですが、それでもサクッと何か試作したいときなどはやはりArduinoが圧倒的に楽です。
これは定番機のArduino Unoをさらに便利にした感じの互換機です。
これについては以前ご紹介したので引用します。
なんか一味ちがう感じのArduino互換機いろいろ - nomolkのブログ
まず目につくのはSVGって書いた黄赤青3行のピン。SVGはSignal, Voltage, Groundです。要はデジタルピンやアナログピンの1個1個に、専用の電源ピンがついているということです。なのでサーボモータのコネクタが直接刺さります。便利!*2。アナログの方は可変抵抗とか繋ぐのに便利かもしれません。
あと右端の上下に4本ずつ縦に並んでるのは、シリアル通信とI2C用のピン。
どれも本家のArduino Unoにもある機能で、配線が分岐して別ピンとして出ているに過ぎないのですが、機能ごとにまとまっている配置は配線の取り回しがしやすそうで気が利いてます。左のまんなかへんにスライドスイッチがついているのは、これで5Vと3.3Vを切り替えることができます。
サーボモータが直結できる!
M5Stack
- 出版社/メーカー: スイッチサイエンス
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拡張性にも優れており、GPSモジュール等の外付けモジュールを重ねる(Stackする)ことで機能追加ができるほか、I/Oピンも出ているので自分で好きなセンサ等をつなぐこともできます。スマートウォッチにできるリストバンドも出てます。
僕はGoogle Homeと組み合わせて、出先から子供とやり取りできるメッセージングシステムを作りました。4月にこのネタでFabcrossに書かせてもらったのですが、今も家で使っています。
fabcross.jp
あとはこのエントリでおもちゃのロボットを無線化したときも使いました。
nomolk.hatenablog.com
あとかって最初に作った小品。
M5Stack 割れた!!! pic.twitter.com/fxRkCSQhk8
— メルセデスベン子 (@nomolk) April 10, 2018
これは加速度センサ付きのM5Stack Grayというのを使っています。(両方買った)
なぜかリンク貼れないのですがM5Stack Grayはこちら
多機能トランジスタテスター LCR-TC1
多機能トランジスタテスター LCR-TC1 - トランジスタ/コンデンサ/抵抗/ダイオード/MOSFET対応
- 出版社/メーカー: FNIRSI
- メディア: エレクトロニクス
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やばいテスターです。トランジスタテスターとありますが、いろんな電子部品が測定できます。抵抗を挿せば抵抗値が表示され、トランジスタを挿せば足のECBと各パラメータが出ます。LEDを挿せばアノードカソードと順方向電圧がわかる。他にもダイオードとかコンデンサとか、いろんなものが調べられる。すごい。
このページで知りました。詳しい解説はリンク先でどうぞ。
ボタンひとつでパーツ測定! 多機能テスターLCR-TC1が面白い - 趣味TECHオンライン | 趣味のモノづくりを応援するオンラインメディア
以上です。
2019年に買いたいものとしては、3Dプリンタがだいぶ進化しているようなのでそろそろ買い換えたいと思っています。
2019年も引き続きよろしくお願いいたします。