電動歯ブラシ、ドルツEW-DM61の電池を交換する

かつてパナソニックが販売していた電動歯ブラシ、ドルツのEW-DM61を使っているのですが、バッテリーが弱ってきて1回分の歯磨きまで持たなくなってしまいました。
Amazonの履歴を見ると2018年に買ったみたいで、これだけ使ったらもう買い替えてもいいだろとは思いつつ、興味本位で電池交換してみたのでやり方を紹介します。

もう販売終了してるみたいで使ってる人もあんまりいないと思いますが、もし今から電池交換しようという人がいたら参考にしてください。(とは言ったものの防水製品ですので自己責任で何卒)


1.電池を用意する

純生の専用バッテリーも存在するのですが、1.2Vのニッケル水素電池ということでエネループで代用できます。

エネループと言いつつ今回はAmazon Basicを購入しました。サイズが単4なのでご注意ください。
後述しますが取り付け時に破壊する可能性があるので、純正品よりも4本なり8本なりセットで買える汎用品がおすすめです。

2.分解する

後ろにネジがあるので外します。

で、外したら中身を引き出すんですけど、意外に大変でした。

まず替えブラシを外します。

その後、ブラシを外したあとの芯(?)

これを押して反対側に基板を押し出すのですが、反対側には爪がありまして

この2カ所が引っかかってるので、この2つを同時に内側に倒しながら芯を押して基板を押し出します

手が足りない系の作業ですね。自分はピンセットを使って2本の爪を挟むようにして作業しました。

うまくいくとこんな感じで中身が出てきます。

3.電池を外す

電池は金具にはんだづけされているので、ひっぱっても外れません。電動歯ブラシの振動で外れないようにしているのかもしれません。
なのでいったん金具ごと外します。さっき取り出した基板の裏を見ると

この2カ所のでかいランドが、電池用の金具です。はんだ吸い取り器か何かで外します。

おすすめはエンジニアのやつです。小さいのによく吸える。

外したのがこちら。

この金具を今度は電池から外していくんですけど、この工程が意外と大変です。
ハンダゴテで外そうとしても電池が熱を吸っていくのでなかなか溶けないんですね。

ドライバーをねじ込んだり、ペンチでちぎれない程度に引っ張ったりと物理攻撃を駆使しながらなんとか外しました。ベコベコになりましたが……。

4.電池をつける

ここが今回の山場。

電池に金具をはんだ付けするのですが、ここで悲報です。ニッケル水素電池って熱に弱いんですね。

なので、

  1. まず金具にたっぷり予備はんだを盛る
  2. 電池側にも予備はんだを盛る。電池が過熱しないように最大限手早くやる。
  3. 金具を電池にあて、両方の予備はんだを一緒に熱して、溶けたらすぐにこてを離す

こんな感じで何とかやりました。

ちょっと曲がってますが、これが限界。

その後、元どおり基板にはめてハンダ付けします。

電池の外装が熱で縮んでいるところに死闘の跡を感じますね。
ちなみにこの写真は実は失敗例で、電池を加熱しすぎたせいか使えなくなってしまっており、このあと別の電池でもう一度やり直しました。

組み立ててからやり直しが発覚すると面倒なので、このタイミングでいちどスイッチを入れて動作確認しておくといいと思います。

あとは元どおりテープで巻きます。

最初にクッションがついていたので、一応スポンジを貼りました。これが厚すぎると後でケースに入らなくなるので薄めで(写真は厚すぎ)。
テープは写真ではカプトンテープを使っていますが、ビニールテープとかでもいいんじゃないかと思います。

5.組み立て直す

あとはばらしたときと逆の手順で元に戻すだけです。
ブラシの芯(?)と基板は、樹脂部品が噛み合う角度で接続しましょう。ケースと基板の向きも慎重に揃えましょう。曲がってるとスイッチ押せなくなります。

グッと押し込んでふたを閉め、ネジを止めたら完成。

これで電池切れにおびえることなく、存分に歯磨きできるようになりました。

ちなみに一度分解した時点で防水性能は相当落ちていると思うので、修理後に壊れたらもうあきらめて買い替えてください。

以上です。