概要
しょうゆをかけすぎる機械とか、麦茶を麺つゆにする機械とか、リステリンに砂糖入れる機械とか、ふざけて作りまくっていたら工作系の仕事がいろいろもらえるようになってきました。
工作の機会が増えるにつれて
こういうところで作業をするのがだんだん辛くなってきたので(床でハンダ付けすると3日は腰痛にさいなまれる)、部屋の模様替えを実施しました。
机を広くする
上に貼った写真は旧作業場の様子で、うちには空き部屋がひとつあるのでいままで作業場として使っていた。でもゆくゆくは子供部屋になる部屋なのでいつまでもおとうさんが占有しているわけにはいかない。自分の部屋のデスクを新作業場にすることにした。
改装作業中の写真は撮ってないのでいきなり完成図です。
IKEAの 150cm x 75cm サイズのでかい机をメインにして、今まで使ってた 120cm x 60 cm の机を背後に置いた。ほんとうはL字にしたかったけど間取りの関係で入らなかった。
150cmの机は体感的にはかなりでかい。
本を広げてPC作業しつつ、食事しながらジェンガができる。それでもまだ奥半分があまるくらい。
体の感覚でいうと、机の上に突っ伏して前方に手を伸ばしてすげえ伸びたったぞと思っても、指先はまだ机の上から出ない。釈迦の手のひらの上の孫悟空みたいな感じである。左右方向も、手をいっぱいに広げないと机の両端に手が届かない。
クランプのすばらしさ
とにかく机上のスペースを広く取りたかったので、モニタはスタンドをやめてクランプ式のアームにした。
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これも体感的にはかなり広く感じる。あと机が広くてモニタの位置が遠くなるので、見にくいときに手軽に引き寄せられるのもいい。
めっちゃこっちにせり出してくる。
収納の整理まで追いつかなかったので、工具とか部品類は背後の机の下に押し込んである。工作するときはこれを背後の机の上に広げて、要るものだけ正面の机に持ってきて作業する感じ。
撮影設備
記事を書くために工作をしているため、一般的な作業場とは違う設備が必要になる。撮影関係である。
こういう感じで、両手で作業しながら、手放しで写真を撮れる環境を作りたかった。
最初こういうの
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を買おうかと思ったけど、基本的に動画のカメラなので静止画撮影がイマイチそうだったのと、静止画も一応は撮れるんだけどシャッターが手動なので手放しの撮影はできない。あとレンズが広角すぎて今回の用途には向いてない感じだった。
ここはガジェットに頼らず物理的に解決しようと思って、クランプ式のモニタアームが非常によかったこともあって、カメラもクランプ式のアームにつけることにした。
上の写真はこのような感じで撮った。
本来は雑誌の中身とかを撮影するのに使うらしい。真上から撮影するためのものなので、自分の目線の位置から撮るにはちょっと長い。まあでも横から伸ばしてくればそれっぽい位置に置ける。正面にクランプが来ないので、作業する分には邪魔にならなくてこの方がいいかもしれない。
ただこれだけだと結局、片手を離して自分でシャッター押さないといけなくて、あんまり意味がない。そこで
シャッターボタンにサーボモーターつけて自動で押せるように改造した。
シャッターはミシンみたいな感じで、足元のペダルで操作する。
説明のために、ペダルを机の上に持ってきて動画を撮りました。
ペダルは構造上ON/OFFのみで半押しができないので、踏み込んでから1秒くらいはオートフォーカス(半押し)の状態で、1秒間踏み続けるとシャッターを切るようにした。シャッターチャンスとかあんまり関係ない被写体なのでそれで十分。
ペダルスイッチはPC入力用のペダルを改造した。
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上の写真はもともと入っていた基板で、手前に2つついてる透明の部品が赤外線センサ。ペダルを踏み込んで裏側についてる突起がここの赤外線をさえぎると、USB経由でキー入力の信号が送られるようになっている。
回路的に改造するのは難しかったので、基板ごと引っぺがして機械的なスイッチをつけた。踏み込むとペダルの裏に貼った木片がスイッチを押して、カメラの横のサーボが反応する。
今後の課題
電源、ペダルとの接続、と2本の線が必要なのでカメラがもじゃもじゃになる。
電池駆動にして、ペダルとは無線通信できるといいけど、大体こういうのって作るだけで満足しちゃって使わないパターンが多いので、しばらく様子見てちゃんと使うようだったらそのうち改造するようにしたい。
あと照明、部屋の蛍光灯だけだと撮影には微妙に暗いのだが、デスクライトが電球色なため点けると色が変になる。電球色はリラクゼーションタイムのために必要なので、別途ライトを調達するかなにかしたい。
最大30cmくらいある長い金具をまとめる容器がなくて、amazonのダンボールを切って使っている。100均とかでいいの見かけたら教えてください。
最大の課題
いろいろ設備を用意したけど(特にカメラ)、用意した時点で満足する可能性が高いので、ちゃんと実用していきたい。