6/3追記:デイリーポータルZの公式イベントになりました。
10人くらいで細々とやるつもりでしたが、予想以上に人数が集まり個人での運営が大変になったので、ちゃんとした会場でのイベントに路線変更しました。(これまでの参加希望者はそのまま参加できます。)
技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)を開催します - デイリーポータルZ:@nifty
本イベントについて、今後はデイリーポータルZ側のページを見てください。こちらは情報が古い場合があります。
観戦チケットはたぶん6/10前後に発売されます。
技術力の低いロボットが戦っているところを見たい
これはたとえばの話ですが、みなさんは
このようなロボットと、
このようなロボットが戦っているところを、いちど見てみたくはないでしょうか?
僕は絶対に見たいです。
技術力のない人の作業風景(Photo by Mitsuhiro Saito)
技術力の低い人を集めてロボコンをしよう
技術力の低い工作については昨年もちょっと書きました。
技術力の低い作品ばかりを集めた、ダメなMakerFaireみたいなやつやりたい(アンケート募集中) - nomolkのブログ
ダメな工作を発表します(ダメなMakerFaireみたいなやつ(仮)関連) - nomolkのブログ
科学館や展示会で見られるロボットは技術力の高いものばかりですが、世の中には技術力の低い工作を作っている人がたくさんいます。
そんな人たちがみんなで集まってロボコン(ロボットコンテスト)をすれば、技術力の低いロボットが戦う様子を思う存分見られるのではないでしょうか。
不器用な人、飽きっぽい人、集中力のない人。我々はあなたの力を求めています。
技術力の低い人の作業風景(Photo by Daiju Ishikawa)
技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)
趣旨:技術力の低い者で集まり、技術力の低いロボットを戦わせることでお互いの技術力の低さを確認しあい、ぬるま湯の安心感に浸ります。その様子を観客が見ます。
日時:2014/7/19(土)出場者入場はたぶん16時頃。18:00 START
(※一般は 17:00 OPEN 18:00 START)
21時頃終了後、自由参加の懇親会あり(飲み放題・軽食付き1500円を予定)
場所:東京カルチャーカルチャー
参加方法:
こちらからエントリーしてください( 7/7 0:00 締切 )
(エントリーフォーム準備中)
エントリーの前に:
- エントリーフォームはロボットが完成してから書く内容になっていますが、その前に参加人数を把握したいので、いったんATNDで参加表明をしてください。*1
参加時の注意事項:
- 技術力の低い皆さんが作ったマシンはどうせ途中で壊れるので、修理用の工具や材料はご持参ください。
- 参加費500円に決まりました。
- 最新情報はFacebookの「DIYギャグ研究」グループに参加するか、公開スレッド「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)連絡用スレッド」を時々チェックしてください。
- イベントの様子はデイリーポータルZに掲載します。
- 観戦したいひと用チケットは別途発売します。
技術力のない人の作業風景(Photo by Shigeto Ohkita)
大会ルール:
競技内容
基本ルール
- 100cmx50cmくらいのフィールド(ベニヤ板)を準備
- 両端から同時にマシンをスタート
- フィールドから先に出たら負け
- 転倒したら負け
- 2回戦は4体バトルロイヤル(フィールドは100cm×100cm)
例外規程
試合形式と賞
- 試合はトーナメント形式で進行。
- 最終的な賞の決定はポイント制。1勝10ポイント入ります。
くわえて、後述のハイテクノロジーペナルティによる減点があります。
※トーナメントの決勝で勝っても、減点により優勝できない場合があります。 - ・優勝
・準優勝
・投票による特別賞(会場でもっとも技術力が低かった作品に投票)
マシン規定
- 技術的に稚拙であること(ハイテクノロジーペナルティの項参照)
- 倒れないように背の低いマシンを制作するのは反則ではありません
- 故意に相手のマシンを破壊しに行く装置(自走式電動ドリル等)はおやめください
- サイズは50cm x 50cm以内
ハイテクノロジーペナルティ
- 以下の機能を独自実装するとペナルティが課せられます
- *遠隔操縦
- *自動操縦(各種センサーの情報や時間経過、移動距離等をトリガーとしたコントロール)
- *その他、審査員が高度であると認めた機能
- ※ペナルティはその機能が発動した試合ごとに毎回つきます。発動しなければつきません
※技術的に稚拙な実装方法であればペナルティはつきません。
例:市販のラジコンの上にウサギのぬいぐるみを貼り付けただけのマシンは遠隔操縦の独自実装には当たりません
※「審査員が高度であると認めた機能」については制作前に確認できるように質問用スレッドを用意しています。 - ペナルティの減点数は未定ですが優勝が不可能になるほどの重大なものです
技術力の低い人の作業風景(Photo by Daiju Ishikawa)
まだルールが完全に固まっていなかったりして恐縮ですが、大会は必ず開催しますので、技術力の低い方はぜひエントリーしてください。
技術力のない人の作業風景(Photo by Mitsuhiro Saito)