液晶保護フィルムの貼り付けに失敗した人の購入者レビュー



ASUSのMeMO Pad HD7を買った。いつのまにか楽天ポイントが溜まっていたのと、リファービッシュ品が安く出てたので。

NEXUS7の製造メーカーから出てる姉妹品みたいなやつです。

画面の反射がきついとのことだったので改善してくれそうな保護フィルムを探していたところ、保護フィルムの購入者レビューが心に沁みることに気づきましたので共有します。
赤文字は筆者によるコメントです。


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↑ 1行目と2行目のあいだで目に見えてテンションが下がっていて、良い


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↑ 失敗すると品質の判断ができないんだなという気付きがある


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↑ 新しいタイプの「リピしました」


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↑ 一切感情をこめず淡々と報告してくる人もいる


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↑ 長い状況説明を一口で終えたあと、ポツリと一言「諦めて捨てました」。不思議な余韻をたたえていると思う。


全体的にすごい侘びさびを感じる。
思うに、他の商品レビューと違って、商品とか店の良し悪しみたいな客観的な要素だけじゃなくて「自分の行動に対する反省」というメンタルな要素が入ってくるのがいいのだと思う。

失敗した人は意外にも全体にレビューの点数が高めである。罪悪感を抱えているからだ。
貼るのに失敗したのは自分のせいだからという自責の念のもと、お店には迷惑をかけまいとレビューに高い点数をつけるのである。
点数が高ければ高いほど、後ろに見え隠れする感情が濃くなり、レビューはより味わいが深くなる。

これはAmazonより楽天のほうが傾向が顕著で、なぜかというと「レビューを書いて送料無料」のシステムがあるからだと思われる。
先に送料無料という対価をすでに受け取っているので、レビューを書く際にお店に迷惑をかけまいという思いが強くなり、結果高い点数をつけてしまって、先に書いたような味わい深いレビューのパターンに入り込むのだ。

また、同制度を利用すると、貼るのに失敗してもレビューを必ず書かなければいけないという強制力がある、というのも大きい。


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↑ 文章自体はお調子者っぽいが失敗したのに満点つけてると思うと急に切ない


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↑ この場では気丈に振舞っているがノートパソコン閉じてから泣く


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↑ 自分に言い聞かせるような「満足しています」


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↑ これは貼り失敗とは状況が違うんだけど、もう反省しすぎてお店に謝ってしまうというパターンもある


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↑ 踏んだりけったりのすえ、謝罪


数は少ないんだけど逆のパターンで、うまく貼れた人がすごいテンション上がっちゃってるレビューもいい。


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さいごに、これも貼るのに失敗した人とは違うんだけど、お気に入りのレビューを貼っておきます。


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追記:

高い価格帯の商品は貼りやすく失敗しにくいようなので、安い価格帯の商品のレビューを堀りましょう。
あと高い商品だと失敗した人が普通に怒っていたりするので上記のような牧歌的な雰囲気が味わえにくい。
たとえばこういうのがいい。