メインのドライバーセットとは別に、ペン立てに立てておく用のドライバー情報

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これは僕の机の上に置いているペン立ての画像ですが、この中にドライバーが入っています。何本あるかわかりますか?

正解は、

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6本です!!!!!!!

デスクの上にドライバーが欲しい

ドライバーセットは別に持っているのですが、かさばるので卓上でなく工具箱に入れています。しかしドライバーはわりと頻繁に使うので、簡単なものでいいから手元に置いておきたい。そんな気持ちから、最近コンパクトなドライバーを買い漁っておりました。ある程度数がたまってきたので、使用感等を共有したいと思います。

なお想定としては「手軽にちょっと使いたい時に使うサブのドライバー」なので、ガチ用途には普通のドライバーを買いましょう。近い用途として、携帯用にもどれも向いていると思います。

TEMLUMオールインワン

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ペン型のドライバーセットです。(上にあるフリクションはサイズ比較用)
コンパクトなボディですが、この中になんと…

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8本ものビットが入っています。すごい。

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プラス:PH00、PH0、PH1、PH2
マイナス:1.5、2.0、2.5、3.0

PH1とかPH2は日本でいう1番、2番と同じような感じですが、サイズまで全く同じなのかどうかはよくわかりません。
ただ本来の規格がどうであるかは別として、このドライバーのビットは細くて、見た感じPH1とPH2がほとんど同じように見えます。M5とかの太いネジを締めるのは期待できない気がします。M3くらいなら問題ありません。

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ペン先は磁石になっているので、持ち上げてもビットは落ちてきません。僕は普段はビットをつけたままペン立てに入れています。またビット単体では磁化されていませんが、ペン先が磁化しているのでネジはくっつきます。

良くない点としてはペン先の穴に対してビットが少し細く、回す際に回転軸方向の遊びがあります。あとネジを回していると回転で上のキャップのネジまで緩んできます。が、この2点に関しては実用上問題となるほどではありません。上述した太いネジに対する不安が最大の弱点でしょうか。あとビット交換のときにバラバラと出して探さなきゃいけないところも。8個は多い!

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と言いつつもなんだかんだで使いやすくて、けっこう気に入っています。値段も300円程度と安いです。

あといま気づいたんですけど、

似たやつで星形や三角のネジにも対応したやつがありました。これでハッピーセットのおもちゃも分解できる!買ってないので使用感等はわかりませんが便利そう。

高儀 GISUKE ペン型 差替ドライバー

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ペン型の本体の両端にビットが挿せて、さらにそれぞれのビットの両端がプラスとマイナスのドライバーになっています。サイズはプラスが0番と1番、マイナスが3と4です。磁化されてません。
細いのでペン立てに立てやすく、コンパクトで、そのうえビットを差し替えなくても2種類のドライバーが使えるのは非常に良いです。

ただちょっと気になることがあって、

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普通のドライバーと、1番同士の比較

写真だとわかりづらいかもしれませんが、他のドライバーに比べてドライバーの先端が鋭角なんですよね。なのでネジをなめやすい気がしています。

もしかしたらもっと大きい番号のを使うと合うのかもしれませんが、セットに1番までしか入っていないので、それができない。マイナスは1本でいいからプラスが0~2番だといいのに。

そういうわけで個人的には惜しいなーと思った1本です。ただAmazonのレビューは評価が高いので、人によってはいいのかもしれません。

あと値段がさらに安くて193円(執筆時点)。

SUNFLAG キーツール

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キーホルダーにプラスの1番2番、マイナスの6.0と8.0がついています。プラスはプラスの形にはなっていなくて、板状です。
初めてこのタイプを使ったので大丈夫なのかなと思いましたが、手元のネジをいくつか開け閉めしてみたところ、すぐ舐めてしまったりということは思ったよりなかったです。

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板状の持ち手は固く締める時には力が入りやすいですが、クルクルとたくさん回したい時にはやはり棒状のほうが圧倒的に回しやすいです。磁化はされてません。

あと下の方はカメラの三脚のネジを締めるのに使えそうですね。デスクに置いておくというより、携帯すると便利なタイプかもと思いました。(キーホルダーだから当たり前ですが)

SUNFLAG(サンフラッグ) キーツール 66?B

SUNFLAG(サンフラッグ) キーツール 66?B

持ってて良かった マルチ ツール 七つ 道具

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Amazonだと適当な中国製の並行輸入品みたいな名前がついてるのですが、実はCRKT(Columbia River Knife and Tool)というアメリカのナイフメーカーの純正品だそうです。

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先端のピンが抜けて

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本体に刺すとビットが出てきます。

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で、ピンを戻してこんなかんじで使います。

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変な形ですが、思ったほど回しにくくはないです。

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ビットのサイズの情報がないのですが、見た感じプラスが1番、2番、マイナスが4.0、5.0って感じでしょうか。いいチョイス。磁化はされてません。

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L字モードまである。

本体に六角形の穴がついているので、スパナとしても使えると書いてあります。ただサイズが微妙で、小さい穴がM2.6のナットにぴったりでした。大きい方はM6がギリギリ入らなかったのでM5でしょうか。先端のビットを入れる穴も、M4くらいのレンチとして使えるかも?(M5、M4ともに手元になくて確認できてません)

さらにマルチツールということで、他の機能としては栓抜きとカラビナ、そして

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なぜかLEDライト付き。ドライバーと逆側が光るので、照らしながらネジを回すことはできません。

それから、謎の付属品がついてきます。

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左の金属がちょっと見えてるところが車の緊急脱出用のガラスクラッシャー、下の刃っぽいのがシートベルトを切断するナイフです。左の黒いのはたぶんただのキャップ。右の黒い部分は中にバネが仕込んであってボタンのように押せるのですが、用途不明です。しかしなぜこれをドライバーのおまけにしたのか。

上記のページだとそんな謎のおまけがついて1500円くらいなのですが、普通に「CRKT #9094」で検索すると2000円~な感じです。何が起こっているのか。

HOZAN プラスドライバー

このようにさんざん試した末に、一つのひらめきを得ました。
「どうせよく使うのは1~2本なんだから、普通のドライバーをペン立てに立てておけばいいのではないか」

そこで購入したのがこちらです。

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ウッ。サイズを見誤りました。

はんだごてでおなじみ、HOZANのドライバーです。普通に使うにはいい物なのだと思いますが、今回の用途では大きすぎます。
サイズ感の分からない通販ならではの失敗です。こちらは工具箱行きになりました。

ANEX フォーラインドライバー 細軸タイプ

そうした失敗を経て、ホームセンターで実物を見て買ったのがこちらです。ちょうどいい!
1番の、長さ100mm。使う番手が限られているのであれば結局こういうのが一番いいかも…。

まとめ

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というわけで紹介は以上です。
自分の結論としてはANEXを手元に残してTEMLUMオールインワンをカバンに、CRKTはペン立てに入れるのはちょっとごついので会社のデスクに。という配置にしようと思います。
参考になれば幸いです。